Looking for Football

フットボールと、旅。

「フットボールも、お洒落に。」Paris, France

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にかとお洒落なパリ。フットボールもまた、お洒落だった。
 

チャンピオンズリーグを、お洒落に。

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現地時間午後8時30分。その日はちょうど、チャンピオンズリーグセカンドレグ、マンチェスター・C戦が行なわれていた。世間では「金満クラブ対決」なんていう言われ方をしているけど、そんなことは恐らく誰も気にしていない。

少々気性の荒いイギリス人サポーターとは違い、脚を組んで座りながら、たまに声を荒げる程度のお洒落さだ。デブルイネの野郎に豪快なミドルシュートを決められた時、イケメンの青年は泣きそうになりながら家路に向かい、となりのおっさんは黙り込んだ。イギリス人だったら、ここからさらに罵声が飛び交うが、皆かわいそうな顔をして黙り込んでしまった。
さすがはパリ。この少ない人数の中に可愛い女の子が4人もいて、試合に釘付けの僕に一人の女の子がトイレの場所を問うた。それでは聴いてください「もしかしてだけど」。
フランス人は、試合観戦もお洒落にこなしていた。
 
 

|ストリートサッカーを、お洒落に。

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そこら中で少年たちがサッカーをやっている。ガチなやつも、遊びなやつも。ただみんな共通して、服装がお洒落だ。運動用のウェアを着てプレーをしている少年は、1人もいなかった。ジーパンやら、パーカーやら、時には襟付きのシャツを着てるやつもいる。そもそも、ここで愛されているPSGのユニフォームがお洒落なんだから、それをジーパンと合わせるだけで様になる。なんとも、憎いやつらだ。パリ。
 

 

|スタジアムを、お洒落に。

パリを本拠地に置くPSGのホームスタジアム、パルク・デ・プランスもまた、お洒落だ。

正面入り口には選手の写真がお洒落に彩られ、レッドカーペットが敷かれている。となりに併設しているなんかよくわからない建物と共に、存在感抜群だ。

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そりゃあ、イブラヒモビッチだって、ベッカムだって、入りたくなる。

 

|グッズショップを、お洒落に。

なんかだかよくわからない建物には、PSGグッズショップが併設されていた。

それはまるで、アパレル店だった。

入り口を入るとまず、真っ黒の背広を着たガードマンがいる。お洒落だ。「ボンジュール」と言われたら「ボンジュール」と言い返せばいいだけだから安心して欲しい。

Tシャツとか、ジーパンとか、革の鞄とか、やっぱりここはアパレルショップ。PSGのユニフォームは、ひたすらかっこいい。ナイキとの相性は抜群にお洒落だ。全部欲しい。

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ジダンのような

いつかまた、ジダンのような選手がフランスから生まれるだろうか。華麗に、お洒落に相手をかわすジダンのような選手が。

もしまた現れたら、その時はフランス全土で協力をして、頭突きだけはやめておけと教育をしておいて欲しい。パリはお洒落なんだから。

 

 

筆者FacebookKazuma Kawauchi

筆者Twitter河内一馬|Kazuma Kawauchi (@ka_zumakawauchi) | Twitter